お茶のお稽古も長い間しておりませんが、季節は風炉に変わりました。
風炉になりましたら使う道具も変わります。
柄杓 蓋置 どこが違っているかわかりますか?
柄杓は月形と差通しの大きく二つに分けられます。
差通しの柄杓は台子飾りの時に使っていますよね。
月形には風炉用と炉用があります。
風炉用は合が小ぶりで 柄の切止の下(身)の方が切ってあり、
炉用は 合が大ぶりで 柄の切止の上(皮)の方がきってあるものを使います。
従って、点前中も このことを踏まえて 湯量を考える必要があるのですね。
竹の蓋置は利休が発案したと伝えられており、別名引切ともいわれます。
天節は風炉用 中節は炉用に使い分けます。