炉と風炉の道具1

お茶のお稽古も長い間しておりませんが、季節は風炉に変わりました。

風炉になりましたら使う道具も変わります。

柄杓 蓋置 どこが違っているかわかりますか?

 

柄杓は月形と差通しの大きく二つに分けられます。

差通しの柄杓は台子飾りの時に使っていますよね。

月形には風炉用と炉用があります。

風炉用は合が小ぶりで 柄の切止の下(身)の方が切ってあり、

炉用は 合が大ぶりで 柄の切止の上(皮)の方がきってあるものを使います。

従って、点前中も このことを踏まえて 湯量を考える必要があるのですね。

竹の蓋置は利休が発案したと伝えられており、別名引切ともいわれます。

天節は風炉用 中節は炉用に使い分けます。